私たちは金属加工の街・燕三条のメーカーで、「心豊かを届ける。」をミッションとしています。新型コロナウイルスの影響で私たちの生活は大きく様変わりしました。各方面で感染症対策が取られ、一人ひとりが気を使わなければならないことが増え、心に不安を覚えやすい世の中になったと感じます。メーカーである私たちが何か世の役に立つことはできないか? 思いを込め、技術を活かし、カタチにしました。
つり革フック+ドアオープナーは、接触感染の対策と安心への備えとして、つり革や手すり、ドアノブなどを間接的に触るためのアイテムです。
接触感染は、感染者がくしゃみや咳を手で押さえた後、その手で物に触れるとウイルスが物にも付着します。そして、他の人が同じ部分に触れるとウイルスがその人の手に付着し、さらにその手で口や鼻を触ると粘膜から感染を起こしてしまいます。厚生労働省のホームページでは、感染場所の例として、電車のつり革、ドアノブなどを挙げています。(参考:新型コロナウイルス感染症への対応について(高齢者の皆さまへ)
電車やバスなど、不特定多数の人が触るつり革や手すりを間接的につかめるため、接触感染対策ができます。また、フックの構造上つかめる距離が伸びるので高い位置のつり革をつかむときも疲れにくくなります。
フック先端にはシリコンチューブを付け、フックをわずかに鉤爪状に広げることで物をつかみやすい構造としました。つり革フックとしてだけでなく、握り玉式ドアノブやレバー式ドアノブ、サムターン錠の開閉もできるドアオープナーとしてもお使いいただけます。
耐荷重は50kg、材料はサビにも強い18-8ステンレスを使用。頑丈でありながらスマートフォンサイズのコンパクトさで、ポケット・バッグにも容易に収納して持ち運べます。
握り玉式ドアノブの開閉
レバー式ドアノブの開閉
サムターン錠の開閉