私たちは金属加工の街・燕三条のメーカーで、「心豊かを届ける。」をミッションとしています。新型コロナウイルスの影響で私たちの生活は大きく様変わりしました。各方面で感染症対策が取られ、一人ひとりが気を使わなければならないことが増え、心に不安を覚えやすい世の中になったと感じます。メーカーである私たちが何か世の役に立つことはできないか? 思いを込め、技術を活かし、カタチにしました。
銅製プッシュスティックは、接触感染対策として少しでも安心して過ごせたらと、タッチしなければならないエレベーターやATMなどのボタンを手で直接触ることなく、間接的に押すことができるアイテムです。
接触感染は、感染者がくしゃみや咳を手で押さえた後、その手で物に触れるとウイルスが物にも付着します。そして、他の人が同じ部分に触れるとウイルスがその人の手に付着し、さらにその手で口や鼻を触ると粘膜から感染を起こしてしまいます。厚生労働省のホームページでは、感染場所の例として、電車のつり革、ドアノブなどを挙げています。(参考:新型コロナウイルス感染症への対応について(高齢者の皆さまへ)
エレベーターなど不特定多数の人が触れた部分を触るとき、銅製プッシュスティックを使えば、直接手を触れることなくボタンを押すことができます。さらに、スティックの先端は半球形なので、スティックが触れる範囲もごくわずかです。
銅製プッシュスティックは、スティックとカバーが一体化しています。気になるところに触れたスティックは、手で触れることなくカバーにしまうことができます。
銅製プッシュスティックにはキーホルダーリングも付いています。スマホやカバンの外側に取り付ければ携帯性が上がり、サッと使え、落とす心配もなくなります。
銅製プッシュステイックは純度99.9%以上の純銅製でできています。なぜ銅製かというと、銅の抗菌効果を期待できるからです。銅は、ヒト病原菌として知られる黄色ブドウ球菌、腸内細菌、病原性大腸菌、O-157:H7、緑膿菌、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)を2時間以内に99.9パーセント死滅させることが判明しています。(出典:有害微生物から我々を守る ? 銅の殺菌性 - 日本銅センター)
新型コロナウイルス感染症を引き起こすウイルスは、物体の表面上で数時間から数日間生存することがわかっています。厚生労働省のホームページに掲載されている国立感染症研究所の情報によれば、プラスチックやステンレスの表面では72時間、ダンボールでは24時間、銅では4時間以降は生存が確認されなかったと報告されています。(出典:新型コロナウイルス感染症に対する感染管理 - 国立感染症研究所 2020年6月2日)
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